サーバー環境の構築#
- SoftEther VPN サーバーのインストール
SSH ツールを使用して VPS に接続し、まず yum リポジトリを更新します。
yum update
y を入力して確認し、依存ライブラリをインストールします。
yum -y install gcc zlib-devel openssl-devel readline-devel ncurses-devel
Ubuntu の場合は、パッケージマネージャーとして apt-get を使用します。
現在のディレクトリ /root で SoftEther VPN サーバーをダウンロードします。
wget http://oks2t4o68.bkt.clouddn.com/softether-vpnserver-v4.22-9634-beta-2016.11.27-linux-x64-64bit.tar.gz
解凍します。
tar -zvxf softether-vpnserver-v4.22-9634-beta-2016.11.27-linux-x64-64bit.tar.gz
ディレクトリに移動してインストールします。
cd vpnserver
make
すべてのオプションを 1 に選択します。
インストールが完了したら、現在のディレクトリで次のコマンドを入力します。
./vpnserver start
サービスを開始します。
- SoftEther VPN サーバーの設定
./vpncmd
1 を順番に入力し、Enter、Enter を押し、次に入力します。
ServerPasswordSet
サーバーパスワードを設定します。これでサーバーサイドのデプロイが完了しました。
SoftEther VPN サーバーの管理#
次に PC に戻り、Windows 10 を例にして、最新バージョンを公式ウェブサイトからダウンロードします https://www.softether-download.com/cn.aspx?product=softether 、そして管理ツールをインストールし、slmgr.exe を開きます。
新しい設定をクリックします。
ホスト名には VPS サーバーの IP を入力し、先ほど設定したパスワードを入力します。
表示される設定を閉じて、メイン画面に入ります。
仮想 HUB の管理をクリックします。
次に、ユーザーの管理をクリックします。
新規作成をクリックします。
図のように設定し、ユーザー名とパスワードを入力します。
仮想 HUB の管理画面に戻り、仮想 NAT の DHCP サーバーをクリックし、SecureNAT を有効にします。
ポートを 53 に変更し、OpenVPN クライアントの設定サンプルファイルを生成し、保存します。
OpenVPN の設定#
公式ウェブサイトから OpenVPN をダウンロードします https://openvpn.net/index.php/open-source/downloads.html 、Windows 版をダウンロードしてインストールし、開きます。次に、Import file をクリックして、サンプルファイルの l3 で終わるファイルを OpenVPN の設定ディレクトリにインポートします。
インポートが完了したら、connect をクリックします。
設定した仮想 HUB のユーザー名とパスワードを入力し、Save password にチェックを入れます。このメッセージが表示された場合、設定が成功したことを意味します。
これで認証をログアウトして、接続を試してみると、インターネットに接続できることがわかります。